おすすめマーケティング記事 2015.12.21

【保存版】SNSマーケティングの事例と調査からわかった、あのSNSが”広告に不快感を感じない理由”とは?

【記事要約】

この記事では、SNSマーケティングにおける、最新のアカウント運用事例やキャンペーン事例、SNS広告の現状を紹介しながら、「エンゲージメントを高めるにはどうしたらいいか?」ということを考察しています。独自調査から見えてきたのは「広告に不快感を感じにくいSNS」の存在。なぜあのSNSは不快感を感じにくいのか?エンゲージメントを高めるカギはそこにありました。ぜひ参考にしてください。

 
目次:

 

突然ですが、みなさんは「広告とユーザーとの距離感」って意識したことはありますか?この前、Twitterのタイムラインを久しぶりに見てみると「シミに効く裏ワザ!」や「寝ている間に理想のまぶたを!」ってあれ・・・?これフォローしたか?身に覚えのないツイートはすべて広告で、なんだか企業との距離感を感じます。これじゃ広告をクリックしようとは思わないですよね。見たいツイートが埋もれてしまっています。なんとなく広告が一方的にしゃべっているカンジ。広告まみれのタイムライン、企業はちゃんと理解できているんでしょうか?「ユーザーと広告との距離」、認識できていますか?

ということで今回は企業における「SNSマーケティング」について、最新の事例や独自調査などの切り口から、「ユーザーとの距離が近い広告ってなんだろう?」ってことを掘り下げてみました。基本的なSNSマーケティングの知識はもうすでにあるよって方はここまで飛ばしましょう。

 

この記事の参考調査レポートを見る

広告を見ても、“違和感を抱かない”SNSとは?


 

【最新】SNSマーケティング事例まとめ

 
 
SNSマーケティングといえばまずは「SNSアカウント運用」、そしてそれらと連動した「SNSキャンペーン」ですね。まずは代表的なLINE、Facebook、Twitter、Instagramの事例から見てみましょう。
 

●LINE

 
LINEのアカウントには2つのパターンが用意されています。無料からスタートできる「LINE@」とプロモーションスタンプやLINEビジネスコネクトが利用できる「LINE公式アカウント」。いずれもインサイト分析の機能がついており、統計情報からPV数やいいね、コメント数などが確認できます。1対1でトークもできるし、「特別感」がありますよね!
 
参考:機能紹介 – LINE@でファン獲得!無料アプリで簡単に始めるビジネス向けLINE
 
そんなLINE@事例がコチラ。
 
tabippo
 
引用:世界一周・海外旅行に特化したLINE@アカウントがスタートしました | TABIPPO
 
「旅好きの人を応援する」をコンセプトとしている、株式会社TABIPPOさんの公式アカウントです。こちらは2015年10月10日に格安旅行券や旅行イベント、世界の絶景など旅に関するコンテンツを配信するサービスをスタートさせ、約1年で現在31.163人のユーザーが登録しています。(2016年11月9日現在)また、トークで誕生日を入力するとその日の絶景を送り返してくれるといった機能もあり、このユニークなコンテンツが支持を得ているんだとか。興味のある方はコチラ
 

●Facebook

 
Facebookには個人アカウントとは別に、企業が「Facebookページ」を作成することができます。インサイト分析の機能では、PV数やリーチ数、エンゲージメントを確認することができます。Facebookの最大の強みは、実名式で登録されていること。趣味や出身など細かい設定がされてるので、ターゲットの精度が高いといえそうですね。
 
Facebookページの事例がコチラ
 
おかしHAPPY明治
 
引用:明治 おかしでHAPPY研究所
 
明治さんが「お菓子に関する様々な情報をタイムリーに届けること」をコンセプトに2012年10月に開設。2016年11月9日現在、91,732人いいね!獲得しています。配信内容は商品情報だけでなく、豆知識や間違い探しなどユーザーの目にとまるコンテンツが人気を得ているようです。
 

●Instagram

 
Instagramにアカウントを登録し、ビジネスプロフィールの設定をすることで運用が可能です。(参照:【必読!】Instagramビジネスツールが導入開始!3つの新機能とは)インスタの特徴としてはモバイル専用でPCからの投稿はできないところ。(閲覧は可能)またFacebookとの連携が可能です。現在のところ、アプリ単体でのインサイト分析機能が日本ではまだありませんが、近々運用開始されるようですよ。(参照:インスタグラム、日本でも「ビジネスプロフィール」「Instagramインサイト」「投稿の宣伝」を提供:MarkeZine(マーケジン)
 
Instagramアカウントの事例はコチラ
 
葉山市 インスタ
 
引用:葉山町さん(@hayama_official)
 
神奈川県葉山町さんの公式アカウント。(2016年11月9日現在フォロワー数6867人)町の魅力や情報を写真で発信することを目的に2015年8月運用開始。2016年夏には「ハッシュタグ」を使った旅イベントを開催し、注目を集めました
 
参照:【KEIKYU WEB】京急電鉄オフィシャルサイト
 

●Twitter

 
Twitterは個人アカウントと同じ方法で企業アカウントの作成が可能です。インサイト分析の機能もあり、インプレッション数やトップツイートの表示、プロフィールへのアクセス数などを分析できます。Twitterは若者の利用率が高いので、10代や20代をターゲットにしている企業と相性がいいかもしれないですね。
 
Twitterアカウントの事例はコチラ
 
カルピスキャンペーン
 
参照:「カルピス“水玉通信”」Twitterアカウント「@calpis_mizutama」をフォローして「カルピスソーダ」2本をプレゼント!
 
アサヒカルピスビバレッジさんの公式アカウント、「カルピス水玉通信」。2013年1月に運用を開始し、2016年11月9日現在、フォロワー数175.828人に達しています。商品に関するクイズ方式のツイートや「ハッシュタグ」「リツイート」を上手く使った、キャンペーンが人気のようですね。
 
 
さて次は、「SNS連動キャンペーン」の事例を見ていきましょう。
 

●LINE公式アカウント × ローソン キャンペーン

 
ローソン LINEレシート
 
引用:からあげクン30周年 LINEレシートキャンペーン|ローソン研究所※このキャンペーンはすでに終了しました。
 
ローソンさんの人気商品「からあげくん」30周年を祝して、2016年春に開催されました。公式アカウントを友だち追加し、購入したレシートをトーク上に投稿するだけで応募完了。結果もトーク上にくるので、とっても楽。また公式アカウント「ローソンクルー♪あきこちゃん」には「近くのローソン検索」など便利機能が多く、コンテンツが充実しています。ローソンさんはこういったキャンペーンで新規ユーザーを獲得し、さらに公式アカウントのユニークさが受けて、友達登録数がすでに2000万人を超えています(2016年11月9日現在)。ファミリーマートさんが約900万人なので、ケタがちがいますね
 
参照:ファミリーマートLINE公式アカウント
 

●SNS ×  SHISEIDO マジョリカマジョルカ

 
マジョリ画
 
引用:マジョリ画-かわいいを引き出す、魔法の似顔絵。|マジョリカ マジョルカ
 


 
こちらは資生堂さんと人気イラストレーターがコラボし、自分だけのアバターを作成していくユーザー参加型のキャンペーンです。20代女性を中心に人気が沸騰し、Facebookで1.5万いいね!を獲得、作成数120万枚を突破しています。人気イラストレーターとのコラボという話題性や、自分の似顔絵を簡単に作成できてしまうといった点がユーザーに受け入れられ、TwitterやInstagramで拡散したようです。
 

●Twitter ×「シン・ゴジラ リアルタイム実況(@ shingoji_real)」

 
シン・ゴジラ
 
引用:映画『シン・ゴジラ』公式サイト
 
11月3日は「シン・ゴジラ」で「ゴジラ」が出現した日。出現日にちなんで、ゴジラ出現のツイートがTwitter上を騒がせ、急上昇ワードに「#シンゴジ実況」がトレンド入りするバズ旋風を巻き起こしました。(最高リツイート数4,504 / 2,108いいね獲得:11/3/9:47時点)現在も公式アカウントでは「#シンゴジ実況」が続いており、イベントピークが過ぎた今でもフォロワー数83,655人とファンの心をわしづかみにしています。
 
SNS広告とは違い、SNSアカウントや連動型キャンペーンは多くのファンを獲得したり、拡散したり、比較的ユーザーに受けいれられてるっぽいですね。
 
これらに共通してることって何でしょう?
 
それは、「SNSを使う目的をしっかり立てていること」。軸がぶれないようにSNSを使う目的を立てることは重要ですよね。たとえば、ファンの獲得や拡散などですね。そして、「ターゲットを明確にすること」も重要。若者なのか、女性なのか男性なのか。どんな趣味趣向なのか。きちんと目的とターゲットを決めて、ターゲットのニーズにあったコンテンツを発信することが大事ですね。上記のキャンペーンやSNSアカウントが成功したのも事前にきっちりと設計を行って、その良いコンテンツがSNS上で支持された結果でしょうね。
 
さて、今回のテーマは「広告とユーザーとの距離」です。広告も、その目的と、ターゲットをちゃんと決めれば「ユーザーとの距離」を埋められるんでしょうか?

 

目的別、ターゲティング別のSNS広告まるっと比較

 
 
SNS広告についても見ていきましょう。まずは広告のセグメントなど。
 

●Facebook広告

 

相性のいいコンテンツ 実名登録式であることから、ビジネスマンも利用が多い。アプリインストールやWeb誘導、イベント、動画再生などに使える。B to Cだけでなく、 B to Bにも使えるのが特徴。
表示の仕組み・アルゴリズム 本人にとって関係性の深い情報、有益な情報と判断されたものが優先的に表示
ターゲット設定 地域/言語/年齢/交際ステータス/学歴/家族構成職業/趣味/ライフイベント

 
参考:【2016年版】今さら聞けないFacebook広告 基礎編!-前編-| Webディレクターマガジン
 

facebook広告掲載場所

 
facebook広告場所
 
引用:Facebook広告
 

●Twitter広告

 

相性のいいコンテンツ フォロワー獲得やWeb誘導、アプリインストール、動画再生などに使える。若者の利用者数が多く、拡散力が強みであることから、キャンペーン型のコンテンツの使い勝手がよい。
表示の仕組み・アルゴリズム タイムライン上にユーザーの好みや関心のある広告と判断されたものが表示
ターゲット設定 フォロワー/OS/キーワード/地域/言語/性別

 
参考:【Twitter広告】ターゲティングとカスタムオーディエンス機能の活用方法
 

Twitter広告掲載場所

 
Twitter広告掲載場所
 
引用:Fastask公式Twitter
 

●Instagram広告

 

相性のいいコンテンツ Web誘導やアプリインストールに使える。ビジュアル中心で、女性や若者の利用が多い。ファッションやフード、レジャースポットのキャンペーンに向いている。
表示の仕組み・アルゴリズム ユーザーに興味関心があるものが優先的に表示
ターゲット設定 言語/地域/年齢/性別/趣味・関心/つながり/Facebookの細かいターティングが可能

 
参考:インスタグラム広告の特徴とターゲティング | マーケティングオートメーション SATORI
 

Instagram広告掲載場所

 

instagram広告場所
 
引用:Facebook広告ガイド
 

●LINE (LINE adsplatform)

 

相性のいいコンテンツ LINEのタイムラインやLINENEWSなどに掲載することが出来る運用型広告。高いアクティブ率を誇り、他のSNSを利用していない層にもリーチができる。10代~20代の女性が多く、若者向けの商材との相性がよい。また50代まで幅広い層へリーチできるのも特徴
表示の仕組み・アルゴリズム ユーザーの行動履歴(スタンプ購入や公式アカウント利用状況)によって分類されたものが表示
ターゲット設定 年齢、性別、都道府県、興味関心

 
参考:LINE Ads Platform 2016年10-12月期 媒体資料
 

LINE NEWS広告掲載場所

 
LINE NEWS広告掲載場所
 
引用:LINE Ads Platform 2016年10-12月期 媒体資料
 
表示アルゴリズムは、どれも基本的には「ユーザーに関心があると判断されたもの」を優先させて表示しているよう。細かな「セグメント」ができるのでターゲットもちゃんと絞れる。一見よさそうですね・・・。
 
でもどうしてワタシはTwitterのタイムライン広告に「距離感」を感じてしまったんでしょうか?そのあたりの回答というかヒントになるかも!という調査をMRCで行いましたので紹介します

 

広告に不快感を感じるSNSと感じにくいSNS

 
 

●エンゲージメント率が高いSNSはInstagram

 
エンゲージメント高いSNS
 
参考:自主調査「広告を見ても、“違和感を抱かない”SNSとは?」(2015.10.08)
 
「フォローした企業やブランドをより好きになったことがある」という人の割合が最も高かったのはインスタで66.7%。Twitterの47.5%やFacebookの39.8%と比べて圧倒的ですね。「フォローした企業やブランドを人に口コミしたことがある」もインスタが最も高く26.7%。なるほど。インスタはやっぱりエンゲージメント率が高いみたいですね。
 

●広告をみても違和感を抱かないSNSはInstagram

 
インスタ広告違和感なし
 
参考:自主調査「広告を見ても、“違和感を抱かない”SNSとは?」(2015.10.08)
 
「広告を見たことがあり、特に違和感を感じることはない」と回答した人が、Instagramは20.0%が最も多く、次いでFacebookが19.0%と続いていますね。Twitterはさらに下がって16.8%。さらに注目なのは「広告は見たことがないが、できればあまり配信してほしくない」が最も高かったのはLINEで10.7%。このころはまだ「LINE Ads Platform」はありませんでした。今はどうんなんでしょう?気になるトコロです。
 

●広告をみても“不快感”を抱かないSNSはInstagram

 
SNS別タイムライン調査
 
参考:自主調査「メインで使うSNSは「LINE」、「Facebook」は同窓会用?」(2016.11.02)
 

●MRC定点調査 最新2016/11/02 より再集計

 
SNS別グラフ
 
Instagramの広告に不快感を抱かないという人は42.0%とFacebookの36.2%、Twitterの33.3%を上回ります。さてさて、インスタとTwitter、Facebookの差・・・この差は何なのでしょうか?
 
おそらくそれは、広告を出稿する企業側も「インスタの世界観」を重視しているからではないでしょうか。そして、それを壊さないように努力しているから。だから比較的ユーザーも不快感を感じにくいんじゃないでしょうか。お、なんとなくオチがまとまりそうですね。まとめていきますよ。
 

SNSマーケティングで大事な3つのこと

 
 
SNSマーケティングにおいて重要なことは
 
1.目的
 
2.ターゲット
を明確にすることはとても重要。ただし広告活用するにはさらに
 
3.場の空気を読むことや雰囲気 が必要です。
 
Facebookはユーザーにとってどんな場か。Twitterは?インスタは?それぞれのSNSの「空気を読む」ことが重要なのではないでしょうか。でないと、広告がブランドイメージを損なってしまう、なんてことにもなりかねませんよね。今一度考えてみてください。そのSNS広告は「空気を読めて」いますか?
 
おまけ
 
ICT総研の調査によると、2016年末には、SNS利用者が6,872万人、2018年末には7,86万人に達するとか。今後SNS市場はさらに拡大していくということでしょうね。
 
SNSグラフ
 
引用:ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー
 
ただし、上記の通りあまりにも「KY」な広告が氾濫すると、「SNS離れ」を加速させることになるかもしれないですよ。ぶっちゃけインスタの広告にも「KYな広告」が増えてきたカンジがあります。「インスタは使わない。広告がうざいから」なんて、言われないように気をつけないといけないですね。
 
MRCではSNSに関する利用調査を毎月おこなっています。最新の情報をお見逃しなく!もちろんFacebookのいいね!もお忘れなく!

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