おすすめマーケティング記事 おすすめ 2016.07.31

【最新版】2016年のスマホ普及率を男女・地域・年代別に大公開!まさにスマホオンリー時代!マーケティングがこれからどう変わるべきか予想してみた。

1.スマホ普及の”クリティカル・マス”

 

今年ももうすぐですねー。新型iPhone。2016年9月に「iPhone7」が発表されると予想されています。今回は「マイナーチェンジ」ではない、なんて報道もされていますので、個人的にも楽しみではあります。

2008年7月にはじめてiPhone発売され、そこから日本でのスマートフォンの歴史がスタートしました。翌2009年にはドコモからAndroidスマートフォンが発売。以降急激にスマホの普及率は伸びてきました。MRCでは2012年7月から48ヶ月間、毎月の定点調査としてスマホ普及率を調査していますが、今回はそれをさまざまな観点から分析しなおし、スマホの現在とそれがマーケティングに及ぼす影響についてガッツリ考察してみました。

まずはこれから。ここでしか見れない数字ですので刮目してください。

 

・2016年7月のスマホ利用率は72.2%、4年間で2.2倍に!

 

スマホ普及率推移

 

ものすごい勢いですね。ある時点から完全にガラケーと逆転しています。その「クリティカル・マス」は2013年9月ですね。さて、この時期に何があったのかというと・・・

 

・2013年9月iPhone5s発売、NTTドコモでiPhoneの取り扱い開始

 

実は、日本のキャリアではじめてiPhoneを取り扱いだしたのは「au」で、2011年に発売してます。そして、翌年にSoftbank。2013年にドコモが参戦したことで、大手3キャリアでiPhoneが使えるようになりましたね。

ここからスマホ普及率はぐんぐん加速していきます。

では、最新のスマホ事情を性別や年代のクロスで見てみましょう。

この記事の参考調査レポートを見る

月次定点調査[2015年度総集編]

 

2.さらに男女別、地域別、職種別でも見てみた

 

2016年7月のスマホ普及率と、2013年7月のスマホ普及率を、年代、性別、地域、職種など、クロスで集計しちゃいました。

 

・10代のスマホ普及率は2013年7月の67.3%から94.0%へ

 

・60代では2013年7月にわずか17.9%だったスマホ普及率が47.0%に

 

2016年代別スマホ普及率

2013年年代別スマホ普及率

 

10代はまさに「スマホネイティブ世代」と呼ばれるにふさわしい利用率ですね。さらに、オドロキなのは60代のシニア層の利用率が2.6倍になっている点。伸び率が最も高いのは実は60代なんですよ。

 

・関東地方のスマホ普及率は74.1%、東北地方では64.2%とやや差が

 

・2013年7月から最もスマホ普及率が伸びたのは「四国地方」、次いで「北海道地方」

 

2016年地域別スマホ普及率

2013年地域別スマホ普及率

 

地域でもスマホ普及率は微妙に違います。関東地方や近畿地方などはもともと普及率が高く、北海道や四国は比較的低かったのだけど現在はだいぶ伸びてきました。

 

・職種別では「学生」が最も割合が高く93.1%、次いで「会社員」が87.0%。「専業主婦(主婦)」は60.0%

 

・2013年7月から最も普及率を伸ばしたのは「専業主婦(主夫)」で2.3倍に

 

2016年職種別スマホ普及率

2013年職種別スマホ普及率

 

学生は10代が多いからで、会社員がスマホをよく使うのもなんとなくイメージが沸くね。専業主婦は利用率は低いけれど、実はここ3年で一番伸びている。確かに、家計簿アプリやチラシアプリなど家事をスマホで効率化している「スマホネイティブ主婦」も増えている気がしますね。

うーん、クロス集計で見てみるといろいろと発見がありますね。

さてさて、ここまで伸びたスマホ。今度は「メディア視聴」の変化を見てみましょう。

 

3.スマホ普及によって起こったメディアの”パラダイムシフト”

 

実はMRCでは「テレビ」「新聞」「雑誌」「ラジオ」そして、「パソコンでのインターネット」「スマホでのインターネット」の利用状況も毎月定点でデータを発表しています。今回は最新の2016年7月、それから2013年7月を比較してみましょう。

 

・10代のスマホ利用時間が3年間で1.2倍、パソコンは6割減

 

・20代のスマホ利用時間が3年間で1.7倍、パソコンは3割減

 

2016年メディア視聴

2013年メディア視聴

 

ここでも注目すべきは10代~20代。10代のパソコン利用の減少と、20代のスマホ利用の伸びが驚異的。さらに10代ではいわゆる「マス媒体」はテレビ以外は激減してますな。商材やサービスが若年層向けなのであれば、アタリマエですが広告費用の配分を見直さないと

いけないというワケです。

急激なスマホ普及によって、メディア接触が変わったのはもちろん、情報の「リーチ」も変わりました。

続いてはスマホならではの機能「プッシュ通知」です。どんどんいきますよ。

 

4.プッシュ通知という強力な武器

 

新しいデバイスは今までなかった体験を生み出す。スマホの場合「プッシュ通知」はそのうちのひとつです。そんなプッシュ通知にかんする調査結果をいくつか紹介します。

 

・クーポン系アプリのプッシュ通知は、過半数が「新しいクーポンを知らせてくれるので便利」

 

クーポンアプリプッシュ通知

 

クーポンはお得な情報なので、過半数が「便利」と答えるのもナットク。強烈なトリガーになっている可能性もありますね。ただ逆に「お得に感じられない情報」は気をつけなければいけませんね。

 

・4割以上が「大量のプッシュ通知が原因で、アプリを削除」した経験あり

 

プッシュ通知とアプリ削除

 

そう。「プッシュ通知」は諸刃のツルギ。内容によっては行動の強烈なトリガーになるけれど、やりすぎると「アプリ削除」の制裁を食らいますよ。

スマホ普及によって企業が手にした「プッシュ通知」という新たな武器。活用するにはちょっと注意が必要なようです。

 

5.”ポケモン警備隊”で夜でも安心?

 

7月22日に発売されてから何かと話題な「ポケモンGO」。ARの文脈でも語られていることが多いですが、このゲームのキモは「ジオフェンシング」というテクノロジー。ユーザーが特定のエリアに入ったことがトリガーになり、情報が配信される、というこの技術、少し前にはIngress(イングレス)というゲームで話題になりました。

ジオフェンシングを活用したゲームについてもMRCでは調査をしています。

 

・半数以上が「ポケモンGOで、運動の機会が増えた」

 

ポケモン変化2

 

これは多少実感しています。さすがに炎天下ではキツいですが、それでも新宿界隈は大きな公園もあるので、レアポケモンの陰なんかが表示された日にゃ、いつもよりも万歩計のカウントが上がります。

・約3割が「ポケモンGOにより、家族との外出機会が増加」

 

ポケモンでの変化1

 

夏休みに、なかなか子供と遊べないお父さんにはいいきっかけになったんではないでしょうかね。たまに親子連れも見かけますよ。

もはや社会現象といってもいい「ポケモンGO」。夜になると近所のマンションやはたまた人が普段は通らない神社の裏手までスマホ片手にふーらふら。ちょっとコワいなぁ、とも思いつつ、この“ポケモン警備隊”が知らず知らずのウチに犯罪を減らしてくれるかも?なんて思います。

 

6.見直しましょう。スマホ最適化。

 

さてさて、スマホ普及率すごいことになってますね。そしてそれによる「メディア視聴」「情報のリーチ」「ライフスタイル」の変化。「スマホオンリー時代」はもうすぐそこですが、みなさん、準備はできていますか?この「変化」を「チャンス」にするかどうかはとても大切ですね。注目すべきキーワードはこんなところでしょうか。

・モバイルフレンドリー
・アプリファースト
・ユーザーエクスペリエンス
・カスタマージャーニー
・広告費再配分

まずは市場の今を調査データからチェックしましょう。MRCでは2015年1月から12月までの「月次定点調査」を一冊にまとめた300ページ超の「総集編」をなんと無料で提供しています。ぜひ参考にしてくださいね。

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