おすすめマーケティング記事 2016.12.26

【2017年先取りランキング】マーケティング担当者の振り返り「ベスト10」と2017年大注目のキーワードとは?

【記事要約】
2016年もあとわずか。今回の記事では今年起こったさまざまなマーケティングトピックスを調査とともに振り返りながら、「ランキング形式」でご紹介します。2016年にマーケティング担当が最も注目したキーワードとは?また2017年の展望は?ぜひ参考にしてください。
 
 
 
目次:

 
 
いよいよ2016年も終わりに近づきました。まぁ、今年もマーケティング界隈ではいろいろなトピックスがありました。さらっと振り返りましょう。

シャープの衝撃的な買収劇からスタートした2016年。2月にはGoogleの囲碁AI「AlphaGo」が世界のトップ棋士を破る一方で、Microsoftの人工知能Tayは「悪い言葉」を覚えて休眠。

7月にはLINEが東証一部に上場し市場を賑わせました。そして夏の「Pokemon GO」フィーバー。そんな中、ソフトバンクのARM買収、孫社長の「たかが3兆円」はいろんな意味で衝撃でした。

秋も深まった頃、巷では「ピコ太郎」が大ブレイク、アメリカでは「トランプ旋風」が巻き起こる中、日本では「welq問題」が社会問題になりました。年末にはInstagramのMAUが6億人突破。半年で1億人増加という異例のスピードで成長しています。

人工知能、VR/AR、ジオフェンシング、IoT、そしてソーシャル。マーケティング担当を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。MRCでも実際にマーケティング領域で「どんなキーワードに最も注目したか?」をマーケティング担当者の方に聞きました。ランキング形式で見ていきましょう。まずは10位から。

 

 
 

【2016年版】マーケティング・トピックスランキングトップ10

 

10位:定額制音楽ストリーミングサービス/9位:電子書籍読み放題サービス

 
10位と9位にランクインしたのは「○○し放題サービス」。8月にAmazonが「Kindle Unlimited」をスタートさせ、また9月には「Spotify」が上陸しました。

月額980円で読み放題 日本版「Kindle Unlimited」提供スタート

Amazon.co.jpが、電子書籍の定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」を日本国内で提供スタート。月額980円(税込)で小説や雑誌、コミックなどが読み放題になる。

引用:月額980円で読み放題 日本版「Kindle Unlimited」提供スタート
 

聴き放題音楽サービスSpotifyがついに日本上陸。遅れた理由は「4年かけて準備したため」

ユーザーから見たSpotifyの特徴は、無料で楽曲が聴き放題となるサービスが用意されている点。当然ながらいくつか制限はありますが(続きに記載します)、とくにApple MusicやGoogle Play Musicといった有料のみのサービスに比べて大きなアドバンテージです。

引用:聴き放題音楽サービスSpotifyがついに日本上陸。遅れた理由は「4年かけて準備したため」
 

MRCでも調査を実施。電子書籍リーダー購入に前向きに、というポジティブな結果がでました。

10位:定額制音楽ストリーミングサービス/9位:電子書籍読み放題サービス

参照:参考調査 電子書籍利用に関する実態調査 [2016年9月度]
 
 

8位:動画広告/7位:動画メディア

 
8位~7位には動画関連がランクインしました。今年はLINE、Facebook、Twitter、Instagramといった主要なSNSプラットフォームが動画、とくに「ライブ動画」に力を入れました。さらに「C Channel」や「KURASHIRU」などの動画を中心とした「動画メディア」も新たなプレイヤーが出始めました。

女性向け動画メディア「C CHANNEL」の月間再生回数が2億回を突破 ー 海外での再生が半分を占める

C Channelは、女性向け動画メディア「C CHANNEL(シーチャンネル)」の月間動画再生回数が2016年7月に2億回を突破したことを発表した。スマートフォンアプリのダウンロード数も120万ダウンロードを突破している。

引用:女性向け動画メディア「C CHANNEL」の月間再生回数が2億回を突破 ー 海外での再生が半分を占める
 

「LINE LIVE」、誰でもライブ映像配信が可能に

LINEのライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」に、一般ユーザーのライブ配信機能が追加される。

引用:「LINE LIVE」、誰でもライブ映像配信が可能に
 

MRCでも「動画広告」についての調査を実施。インスタなどの「インフィード型」がYouTubeよりもエンゲージメントが高くなることがわかりました。SNS、スマホ上でのコンテンツ消費が今後ますます「動画シフト」するかもしれませんね。

8位:動画広告/7位:動画メディア

参照:参考調査 『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2016年11月度)』

 
 

6位:VR/AR

 
6位はVR/AR。ポケモンGOでも話題になりました。6月に発表された「PlayStation VR」のネット予約は“瞬殺”だったらしいですよ。

AppleもVR/AR市場に本格参入か──Financial Times報道

FacebookやGoogleに続いて、AppleもVR(仮想現実)市場に参入するとFinancial Timesが報じた。関連企業を多数買収し、既にHMDのプロトタイプを開発しているという。

引用:AppleもVR/AR市場に本格参入か──Financial Times報道
 

VRヘッドセットは2020年に6000万台市場へ、それでも「ARの方が重要性増す」 (1/2)

IDCジャパンは、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)ヘッドセットの市場予測を発表。世界全体の市場規模(出荷台数)は、2016年がVRヘッドセットを中心に急伸し年間1000万台に達する勢い。2020年にはARヘッドセットの成長も始まり、合計で年間7500万台を超えるとしている。

引用:VRヘッドセットは2020年に6000万台市場へ、それでも「ARの方が重要性増す」(1/2)
 

MRCの調査でもVRの認知率は4割を超えました。

6位:VR/AR

参照:参考調査 モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 (2016年8月度)

 
 

5位:IoT

 
5位はIoT。昨年に引き続き注目されています。孫社長によるモバイルとブロードバンドに続くパラダイムシフトは「IoT」とのこと。

ソフトバンク孫氏、ARM買収「たかが3兆円」。英政府「歓迎できる」

iPhoneやAndroidスマートフォンをはじめ、多くのモバイル製品がARM社設計のチップを採用しており、「世界中のスマートフォンの97%がARM社設計チップを搭載している」(孫氏)という圧倒的なシェアを誇ります。孫社長によると、モバイルブロードバンドが爆発的に普及したように、次にやってくるパラダイムシフトが「IoT」であると言います。

引用:ソフトバンク孫氏、ARM買収「たかが3兆円」。英政府「歓迎できる」
 

「2017年トップ10米消費者IoTトレンド予測」 Parks Associates発表

IoTリサーチ&コンサルティング会社Parks Associatesは15日、米消費者の来年のトレンドを予測した報告書「Top 10 Consumer IoT Trends 2017」 を発表した。米マーケティング専門メディアも毎回報じる同社の調査によると、各世帯平均でコンピュータ、エンターテインメント、モバイル・デバイスなど8台のIoT製品を所有し、それ以外に2台のインターネット接続ホーム・デバイスを所有していることがわかった。

引用:「2017年トップ10米消費者IoTトレンド予測」 Parks Associates発表
 

消費者にどんなメリットがあるのかイマイチわかりにくいIoT。スマート家電やスマートホーム、ヘルスケア。キーとなるのはやはりモバイル=スマートフォンですね。

 
 

4位:ビッグデータ

 
4位はビッグデータ。政府が打ち出している「第4次産業革命」でもIoTやAIとならんでビッグデータ活用が組み込まれています。

成長戦略に盛り込む「第4次産業革命」の破壊度

 今回の成長戦略の柱は「第4次産業革命」である。ドイツ政府が産官学の結集でモノづくりの高度化を目指すとして2012年から打ち出している「Industry 4.0」を日本語にしたもの。一般にはなかなか浸透しないが、要はAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用することで、産業構造を大きく転換しようという取り組みである。

引用:成長戦略に盛り込む「第4次産業革命」の破壊
 

国内“第3のプラットフォーム”市場、2020年には約14兆円規模に~IDC Japan調査

今後、第3のプラットフォーム市場は企業向け市場を中心に成長し、2015年~2020年の年間平均成長率は3.7%と、国内IT市場(0.8%)や国内ICT市場(マイナス0.3%)の成長率を大きく上回り、2020年には約13兆9018億円規模に達すると予測。予測期間前半では、既に一般消費者に行き渡ったモビリティが企業向けで成長し、これをベースにクラウド、ソーシャル市場を取り込んで成長し、後半にはビッグデータ市場の成長も誘発するとしている。

引用:国内“第3のプラットフォーム”市場、2020年には約14兆円規模に~IDC Japan調査
 

世界的に不足が予想されているITエンジニア。日本はまだまだ立ち後れている感が否めませんが、裏を返せば新たなビジネスチャンスがあるということですね。さぁ次はいよいよベスト3の発表です。

 
 

3位:ドローン

 
3位は「ドローン」。最近、テレビ番組などでもドローンによる空撮映像が多く見られるようになりました。楽天は「そら楽」というドローンによる配送サービスを試験的にはじめています。

楽天、ドローン配送「そら楽」開始 第1弾はゴルフ場で

楽天は4月25日、ドローンによる荷物配送サービス「そら楽」を5月9日に始めると発表した。第1弾としてゴルフ場で導入し、将来的には一般のECや過疎地・山岳地への配送、災害時の活用も視野に入れる。

引用:楽天、ドローン配送「そら楽」開始 第1弾はゴルフ場で
 

3D地図を活かしてドローンの安全な自律飛行を!「スマートドローン構想」

KDDI株式会社は19日、株式会社プロドローン、株式会社ゼンリンとの間で、モバイル通信ネットワークを活用した安心・安全な次世代のドローン専用基盤「スマートドローンプラットフォーム」を構築、商用化に向け取り組みを推進することを目的に、業務提携を結ぶことで合意したと発表した。

引用:3D地図を活かしてドローンの安全な自律飛行を!「スマートドローン構想」
 

昨年はネガティブなニュースが目立った「ドローン」。今年は「商用利用」に向けて前向きな動きが見えました。ECや災害時などでの活用に期待ですね。MRCでも調査をしていますので参考に。

3位:ドローン

参照:参考調査 「ドローン」に関するアンケート調査
 

 
 

2位:ポケモンGO

 
2位は「ポケモンGO」。若年層の利用減少が報道されていますが、まだまだそのパワーは顕在。宮城県の「ラプラス祭り」は経済効果20億円だったとか。

日本でも「Pokemon GO」フィーバー App Store無料ランキング1位、Twitterトレンドも席巻

「Pokemon GO」が7月22日午前10時ごろ日本でリリースされ、人気を博している。午後2時までにApp Storeの無料アプリ総合ランキング1位に躍り出たほか、Twitterの「トレンド」もPokemon GO関連ワード一色だ。

引用:日本でも「Pokemon GO」フィーバー App Store無料ランキング1位、Twitterトレンドも席巻
 

経済効果20億、宮城県のポケモンGO支援は大成功だぜ!

河北新報によりますと、宮城県はポケモンGOとコラボして石巻市で開催した11月12日のポケストップ追加イベント、そして11月11日〜21日の岩手県、宮城県、福島県の沿岸部でのラプラス出現率向上イベントなどで約20億円の県内経済効果があったようです。

引用:経済効果20億、宮城県のポケモンGO支援は大成功だぜ!
 

ジオフェンシングの活用として個人的にはとても参考になります。MRCの調査もぜひ参考にしてください。

さて、最後はいよいよ栄えある第1位の発表です!

2位:ポケモンGO

参照:参考調査 【緊急調査】位置情報スマホゲームとライフスタイルに関する調査
 

 
 

1位:人工知能・AI

 

1位は「人工知能・AI」。今年はまさに「人工知能」の年でした。富士キメラ総研によると日本のAIビジネスの市場規模は2030年には2兆円を超えるとか。日本の広告市場が6.2兆円(2015年電通発表)であることを考えるとすごい伸びですね。

Googleの囲碁AI「AlphaGo」、世界トップ棋士を破る 全186手の接戦

米Googleが開発する囲碁専用ディープラーニングシステム「AlphaGo」(アルファ碁)が3月9日、韓国のプロ棋士・李世ドル(Lee Sedol)氏との対局で勝利した。全186手の接戦で、AlphaGoは持ち時間一杯まで使い、李氏は約30分を残していた。

引用:Googleの囲碁AI「AlphaGo」、世界トップ棋士を破る 全186手の接戦
 

AIビジネス国内市場は2030年度に2兆円超に

富士キメラ総研は2016年11月28日、AI(人工知能)ビジネスの国内市場について調査し、2015年度の同市場は1500億円だったと発表した。また、2020年度には1兆20億円、2030年度には2015年度比14.1倍の2兆1200億円まで成長すると予測する。

引用:AIビジネス国内市場は2030年度に2兆円超に
 

人工知能やAIに仕事が奪われるのでは?ということがさまざまな領域で話題になりました。MRCの調査でもおもしろい結果が出ています。

1位:人工知能・AI

参照:参考調査 業種別で聞く!自分の仕事が「人工知能」に置きかわると思いますか?
 
 

 
 

2017年に注目のキーワードは?

 

さて、いかがでしたでしょうか?ポケモンGOや人工知能など今年話題になったトピックスがランクインしていましたね。

個人的には動画広告や動画メディアの動向も気になるところ。利用デバイスの「スマホオンリー化」やコンテンツ消費の「動画シフト」といった消費者のライフスタイルの変化に対し、「ジオフェンシング」や「ビッグデータ」、「人工知能/AI」、「IoT」といったテクノロジーがどのように答えていくのか。みなさんはどう思いますか?

2017年の注目キーワードランキングは下記の調査レポートで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。記事に共感いただけましたらFacebookページのいいねもお願いします。

それでは良いお年を。

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