おすすめマーケティング記事 おすすめ 2017.02.12

動画マーケティングってどうやったら成功するんすか!?国内最大級の動画制作プラットフォームをもつ「Crevo」さんに聞いてみた。

FacebookやInstagramなど企業の動画広告活用がますます活発になっている。テキストから画像、画像から動画へとユーザーが閲覧するコンテンツが変化している中「動画マーケティング」で成果を出すにはどうすればいいのか。国内最大級の動画制作プラットフォームを提供している「Crevo(クレボ)」の原嶋氏に聞いた。

 

編集部:まずは御社の紹介をお願いします。

 

Crevoのビジネスモデルを一言でいうと「動画特化のクラウドソーシング」といえます。ただ、将来的な方向性としては「動画制作の総合的なプラットフォーム」を目指しています。現在は、最適なクリエイターをマッチングしてCrevoがサポートしながら動画制作を推進していますが、今後のプラットフォームではクレボスタッフが介在しなくても、動画制作のリソースを活用することができるようになります。例えば、動画制作をするにあたり、カメラマンのリソースが確保できないときに、クレボのプラットフォームにアクセスをすると、クレボのクラウドソーシングのカメラマンとマッチングできるというものです。

まずは御社の紹介をお願いします。

Crevo株式会社 事業開発マネージャー 原嶋氏

 

編集部:原嶋様についても紹介をお願いします。

 

私は元々大手航空会社、大手コーヒーチェーンなどのWebコミュニケーションを担当していました。その後、2014年1月からCrevoにジョインしました。そのときのCrevoは動画制作事業を立ち上げる段階でした。当時は、現場での動画制作ディレクションや営業マネージャーなどを担当し、現在は事業開発マネージャーとして新規事業の立ち上げを行っています。

 

編集部:ここ最近さまざまなプラットフォームが動画広告に参入していますが、動画マーケティングの現在のトレンドについて教えてください。

 

最近だとやはり「動画の分散型メディア」ですね。分散型メディアとは、今の多様化するメディアに合わせたコミュニケーション手法の一つです。たとえば、朝起きてまずFacabookを立ち上げ、友達の投稿から情報を得たり、インスタのフォロワーからトレンドを知ったり、といった情報接触の変化が起きています。そうなると必然的にお客様のライフスタイルに合わせたメディアでコミュニケーションをとらなければ、情報が届かなくなります。

Crevoでも分散型メディアの案件を依頼されることが増えてきました。たとえば2017年1月に分散型メディア「WATCHY」の立ち上げをサポートさせていただきました。この事例については公開数日で5,000名以上のファンを獲得し、いいね数もコンテンツによっては500いいねを超えており、想定よりもかなりいい反響です。この結果からみても、お客様のライフスタイルに合わせたメディアでコミュニケーションをとることで、よい反応が得られるという事を感じています。

 
food
fashion
crevo-life
参照:“ WATCHY Food /  WATCHY Fashion /  WATCHY lifestyle
 

原嶋様についても紹介をお願いします。

 

編集部:「動画マーケティングで成果を出す」ためにはどのような観点で取り組む必要があるのでしょうか?

 

動画であってもテキストであってもマーケティングの考え方は同じです。まずは、ターゲティングの設計をしっかりすることですね。そのうえで、最適な媒体を選定します。たとえば、若年層なら「Twitter」、30代以上なら「Facebook」などが一般的です。その上で、動画の効果を最大化するには、媒体の特性、機能を見極める必要があります。例えば、Facebookは基本的にタイムラインで再生されるので最初の1秒~5秒程度が重要になります。Instagramは世界観が重要なのでそれを壊さないように、Twitterだと拡散ねらいでどれだけおもしろいか、など、媒体によって最適なコンテンツを企画していく必要があります。

「成果を出す」という観点からだと、これから重要になってくるのは「効果測定」ですね。今までは費用対効果を考えるとやっぱりバナー広告の方がいいね、なんてことを言われることもありました。しかし動画は、表現の幅が広く、バナー広告と比べると、印象に残りやすく、広告接触直後だけでなくその後の行動にも影響を与えると言われています。そのため、動画の分析は行動の変化も含めて正しく行う必要があります。

そのような背景もあり、Crevoでも昨年新しく「RAVO」という動画マーケティングのソリューションをFringe81さんと一緒に提供しはじめました。このソリューションではABテスト等、動画の企画、制作から効果測定、改善までを行うことができます。そのため、動画と静止画、動画と動画のABテストも正しく検証し、改善を行うことができます。
 
crevo-logo
参照:“ Crevo株式会社
 

「動画のABテスト」って結構大変そうなイメージがありますが

 

編集部:「動画のABテスト」って結構大変そうなイメージがあります。特に実写だとかなり予算のある企業でないと難しいんじゃないでしょうか。

 

そうですね。全く違う動画を2種類作ってABテストをするとなると、時間的にも金銭的にもコストはかかりますね。しかし、どのようなメッセージがお客様の心に刺さるかを知るにはやはりテストをして検証する必要があります。「訴求メッセージをひとつ変えるだけ」なら比較的容易に且つ、何がお客様に刺さるのかを検証するテストができます。実際にある企業では、動画のABテストで価格訴求と信頼訴求というようにメッセージのみをテストをして、お客様のニーズにささるメッセージの検証を行っています。

結論を言うと実写であろうが、アニメーションであろうが、「動画のABテスト」は可能です。多数のクリエイターを抱え、様々な表現ができるCrevoの動画制作ははABテストを通して、最適な動画コミュニケーションを実現できます。

世の中のトレンドはどんどん新しくなっていきますので、制作する動画もそれに合わせてスピーディーに変化していく必要があると思います。

今後注目していくべきトレンドは?

 

編集部:「分散型」や「効果測定」以外で、これは今後注目していくべき、というようなトレンドはありますでしょうか?

 

ひとつあげるとすれば「インタラクティブ動画」でしょうか。「インタラクティブ動画」自体は以前からあります。例えば、「Brunch with the Girls」はという、インタラクティブ動画は、海外ドラマの「ゴシップガール」風に物語が進みます。途中でいくつか分岐があり、分岐によって体験するストーリーが異なります。

Brunch with the Girls

このように、「インタラクティブ動画」では視聴者が選んだ選択肢によって、ストーリーが変化する、そのまま商品を購入できる等、動画の体験自体が大きく変わります。個人的には「完全視聴しなくても行動を促せる」という点に注目しています。今の動画は完全視聴した後に行動させるような構成のものが多く、動画が長くなればなるほど離脱する可能性が高くなります。その点、インタラクティブ動画は、視聴者が興味を持ったタイミングでコンバージョンを促すことができます。

 

編集部:ありがとうございます。インタラクティブ動画、注目ですね。最後に皆さんにお聞きしているのですが、原嶋さんにとって「調査」とは?

 

「お客様に最適なものは何かをはかるための指標」ですね。動画マーケティングもやはり通常のマーケティングの考え方と同じで、重要なのはターゲティングです。お客様に伝えたいメッセージを発信していくためには、ターゲットのヒントとなる調査は有効だと思います。
 

原嶋さんにとって「調査」とは?

 
 
編集後記:
動画であってもバナーであっても「マーケティング」であることに変わりはない。「分散型」もメディア接触行動の変化に順応した結果だ。だから動画だって「ABテスト」をやるべきだし、「PDCAサイクル」もしっかりと回すべきだ。そして、重要なのは「誰に届けたいか」というターゲティングだ。そう語る原嶋さんのコトバを聞いて、手が届かないと感じていた動画マーケティングがより身近になったような気がした。

 
 

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