おすすめマーケティング記事 おすすめ 2017.03.28

【 Facebook広告 】自分でおカネを払ってる広告出稿主にその満足度を聞いて見たら、やっぱりマジだった。

 
【記事要約】
Facebook、いろいろ攻めている感じがしますね。今回は、実際に「広告主」としてFacebook広告やその他のインフィード広告を利用している人へのアンケート調査から、Facebook広告の効果や、活用方法について考察してみました。
 
 
 
目次:

 
 
 
Facebook広告が攻めています。
 
まず、Facebookに投稿する動画やライブ動画に広告を入れ、その収益の一部をもらえる制度を始めるようです。YouTuberじゃなくて、Facebookerってとこでしょうか。
 
なんでそんなこと始めるかというと、動画のクオリティアップ。
 

配信者に利益を戻すことによるコンテンツの質の向上は、多くのユーザーを集客できるようになり、メディア(サービス)自体の価値を高めることに直結します。さらに言うと、大量のユーザーが来訪することは、広告機会の創出に繋がるため、サービスにとっては新たな収益を生み出すことになるのです。

引用:BLOGOS「動画を投稿するとお金がもらえる?Facebookの新たな試み」(2017.03.13)
 
プロモーション動画でマネタイズできるとしたら、制作費の一部にできたりして、Facebookにとっても、ユーザーにとってもいい話です。
 
お次は、広告の効果測定の画期的な手法である「人ベースの効果測定(People Based Measurement)」がテスト公開されます。スマホやタブレットなどのモバイル・デバイスが一般化した今、複数のデバイスで情報に接触し、結果的にそのうちのひとつで購入するというのは当たり前です。なのにクライアントには、すべてのデバイスはぜんぶ別の人が使ってるかのような数字(ブラウザ・ベース)がプラットフォーム側からは示されてきてました。
 

デジタルデバイスの主流であるモバイルでは、Cookieの効力が弱い。ひとりの利用者が複数のデバイスを併用しているため、広告ID付与によるトラッキングが効果的。登録情報とログイン、大きなユーザー数などの条件が揃えば、広告IDに紐付けられた行動データを積み上げられる。

引用:DIGIDAY「Facebookがデジタル広告のレフェリー? 人ベース測定開放の衝撃」(2017.03.13)
 
「人ベース測定」というより、「ID測定」の方がわかりやすいですかね。同じIDでログインしてたら、どんなデバイスで見てても同じ人でしょ。そうカウントしますよということ。Facebook、Google、Amazon、Yahoo!あたりが代表的ですが、全然関係ないサイトでもFacebookログインができたりしますよね。そうやってIDによる個人の特定がかなりの範囲でできるようになってきたわけです。でもID測定されると、たとえば広告を何回表示したかといった数値は、PCとスマホ分の重複が1人に「名寄せ」されるので、ブラウザ・ベースの数値よりだいぶ低くなります。これは広告主に教えてしまうとマズいということで、今まで隠されていたなんてことも、ほんとかどうかわかりませんがささやかれています。
 
それをFacebookは、人ベース測定の数値がわかるツールをテスト公開したわけです。今後は、どのデバイスの広告がコンバージョンへの貢献度(アトリビューション)が高いかなど、細かく比較検討できそうですね。
 
まぁ実はFacebook、広告主に提示していた広告表示回数の数字が違っていたりして、叩かれまくっていました。なので、かなり攻めたお詫びの品を差し出した感じになります。
動画報酬に、アトリビューション分析ツールって攻めていますが、広告効果を一番シビアに見ている広告主に、ぶっちゃけどうなん?ってとこを聞いてみました。


 
 
 
 

「広告主視点」で斬るFacebook広告

 

評論家やメディアより、自分でお金を出している人が一番詳しいはず、ということで、企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査の仕事をしている20~50代の男女596名を対象に、「SNS広告に関する実態調査」を実施しました。
 
参考調査:SNS広告に関する実態調査(2017.03.16)
 
すると、なかなか興味深いデータが出てきました。
 
 

消費者向けビジネスはインフィード広告利用率高し

 
まず、現在使っているデジタルマーケティング手法を聞きました。ビジネスタイプごとに使っている人が多い順で並べると、
 
<BtoB> バナー、SEO、リスティング、インフィード、オウンドメディア
<BtoC> バナー、SEO、インフィード、リスティング、アフィリエイト
<CtoC> リスティング、インフィード、SEO、アフィリエイト、バナー、動画
 
fa_report-marksns-20170316.pdf-000005
 
BtoBでは16.2%のインフィード広告(SNSのタイムラインに差し込まれる広告)が、BtoCでは21.9%、CtoCでは31.4%と増えていきます。SNSは個人が見るプライベート色が強いものなので、消費者向けビジネスでの需要が高いんでしょう。逆にBtoBは、あまり突出したものがなく、平均的に出稿されている印象です。
 
 

インフィード広告の出向先は断然Facebook

 
では、インフィード広告をどこに出稿してるんでしょうか。
 
<BtoB> Facebook、Twitter、Instagram、LINE
<BtoC> Facebook、Twitter、LINE、Instagram
<CtoC> Facebook、LINE、Twitter、Instagram   の順。
 
fa_report-marksns-20170316.pdf-000009
 
どこもFacebookが圧倒的ですね。BtoCでもCtoCでもかなりの強さを見せています。インフィード広告の解禁から日が浅いLINEも健闘してますね。
 
 

インフィード広告の目的は「動画」が増加中

 
では、なんのためにインフィード広告を出稿しているか。その目的ですね。ブランディングやサイト誘導はもちろん、動画を見せるという目的が、なんと36.4%もあります。一時期はアプリがブレイクして、アプリインストールを目的とする広告が多かったんですが、今は少し落ち着いて、動画が伸びてます。
 
fa_report-marksns-20170316.pdf-000012
 
インスタなどで、そのまま商品を購入できるタイプの広告が一般的になってきたことから、消費者向けでは商品購入を目的とする広告も多くなっています。
 
 

今後最も力を入れたいのは…

 
SNS広告で今後最も注力したいのは、BtoBとBtoCで分かれました。
 
<BtoB> Facebook、LINE、Twitter、Instagram
<BtoC> Instagram、LINE、Twitter、Facebook、
<CtoC> Facebook、Twitter、LINE、Instagram
 
fa_report-marksns-20170316.pdf-000039
 
BtoBはFacebook、BtoCはInstagramが最多という結果に。CtoCはFacebookが多く、Instagramが少なくなっています。全体で見るとLINEがトップです。
 
 

7割の広告主がFacebook広告に「満足」

 
で、結局、広告主はFacebookのインフィード広告に満足しているのか。結果、「満足」「やや満足」合わせて7割超えに。CtoCだとサンプルは少ないとはいえ、4割以上が「満足」。この数字もあって、消費者向けでもFacebookに最も力を入れていきたいという答えが多かったのでしょう。
 
fa_report-marksns-20170316.pdf-000017
 
全体に不満を持っている人が少なく、BtoBだと「不満」「やや不満」がゼロというのもスゴいです。
 
次は、そんな広告の受け手、消費者視点のデータをご紹介します。


 
 
 

【参考】消費者視点からFacebook広告を分析

 

MRCでは広告主への調査だけでなく、もちろんユーザーへの調査も行っています。
 
参考調査:SNS利用に関する実態調査(2017.03.02)
 
 
今回のテーマであるFacebookでいくと、特徴的な部分は職業別でみると3人に2人のビジネスパーソンがFacebookを利用していることでしょう。使って当然化しているLINEには届かないものの、Twitterより多い数字です。学生の利用率以外は、軒並み高くなっています。
 
SNS_user_Q1
 
そしてもうひとつ。Facebook利用者のうち、ビジネスパーソンが最も動画の接触率が高く7割を超えています。動画投稿したことがある人は26%、動画視聴したことがある人は62%と高い数字です。意外に動画が使われています。
 
SNS_user_Q20
 


 
 
 

結論。Facebookではビジネスお役立ち動画を狙うべし

 

Facebook広告の満足度は高い
→Facebookはビジネスパーソンの利用率が高い
→ビジネスパーソンは動画をよく見る
 
とくれば、SNSが最近こぞって力を入れてる動画にワタシたちも力を入れるべきでしょう。特にBtoB、ビジネスパーソン向けの動画活用が良さそう
 
ここで注目したいのは、ビジネスパーソンは、仕事に使える「お役立ち情報」をいつも求めてること。消費者向けは、たとえばYouTube動画に特徴的ですが、動画そのものを楽しみたいエンタメ意欲が高いため、広告が入ると「邪魔された」感が際立ちます。
 
一方でビジネス向けの動画やライブ動画なら、役に立つ情報であることがもちろん前提ですが、広告は見てクリックしてもらえそう。たとえば、セミナーやカンファレンスの「ライブ配信」など。そこで関連するホワイトペーパーなどをダウンロードしてもらったり、記事を閲覧してもらったり、といった活用のできそうです。
 
現にワタシ、今回の記事の構成を検討中に、こんな記事でこんな広告が表示されたんで思わずクリックしてしまいました。「PV至上主義からの脱却」って、仕事の参考になりそうだったんで。
 
facebook_01
 
引用:DIGIDAY内広告「PV至上主義から脱却する、メディア運営のゲームチェンジャー」
 
 
セミナーやカンファレンスは特に「情報収集」意欲がマックスな状態でしょうから、関連する情報が表示されれば、クリックしておいてあとでダウンロードなんてことも大いにありそうです。「クリップ」的な機能とか、「情報の買い物かご」的な機能があると、コンバージョン増えそうですね。レッツトライ動画!
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回ご紹介した「SNS広告に関する実態調査」や「SNS利用実態調査」は、下記からダウンロードできますので、ぜひ。記事に共感いただけましたらシェアやFacebookページのいいね!もぜひぜひ。

 
 

参考調査:
現在、SNS広告で最も利用されているのは「Facebook広告」

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