おすすめマーケティング記事 おすすめ 2018.02.09

【 活用事例つき 】 企業アカウントのTwitterアンケートは効果があるのか?

 
目次:


 
 
 
 

Twitterのタイムラインに企業や団体のアンケートが増えてませんか?

 

突然ですが、さきほどTwitterのタイムラインに、「触れてみたい刀剣は以下のどれですか?」というアンケートが流れてきました。
 


 
 
生まれてから一度も考えたことがなかった問いかけです。しかも、アンケートにありがちな「どれでもない」「わからない・知らない」といった日和見的な回答欄はありません。刀剣女子が話題になっているとはいえ、部外者の存在をきれいに斬ったアンケートです。
 
質問の主は戦国ゲームファンの個人ではなく、日本刀剣博物技術研究財団。ちゃんとした組織です。最近Twitterのタイムラインに、こういう企業や団体が投稿しているアンケートアンケート兼キャンペーンを見かける機会が増えてきた気がしませんか。
 
刀剣のアンケートでも、まだ募集中ながら投票数は2852票。回答者の嗜好は偏ってるかもしれませんが、結構な数ですよね!財団のアカウントのフォロワー数は3950人なので、しっかり見てもらっていることがよくわかります。ワタシ同様、362もあるリツイートで見た人も多いでしょう。


 
 
 
 

SNSでのアンケートはTwitterがダントツで回答率高し

 

ただし、SNSのアンケート機能はTwitterに限ったものではありません。Facebook、Instagram、LINEにもアンケート機能はあります。実際、どれくらいの人がSNSのアンケート投稿に回答したことがあるのだろう、ということで、MRCで定量調査してみました。
 
参考調査:モバイル&ソーシャルメディア 月次定点調査(2018年1月度)
 
結果、だいたい4人に1人が回答したことがあるという結果に。Twitterだけが回答経験者4割とダントツの多さです。
 
fa_report-monthly-20180207.pdf-000066
 
「見たことがある」という回答率も他のSNSより高く、アンケート機能Twitterが注目度が高く、回答者も多いことがわかります。
 
回答者の性別、年代別の傾向を見ると、男女比はやや男性のほうが高く、年齢層は若年層ほど回答していることがわかります。
 
fa_report-monthly-20180207.pdf-000060
 
Twitterが他のSNSよりアンケート機能が使われている理由としては、
Facebook=実名では自分の意見や趣味嗜好を公表しにくい
Instagram=ストーリー機能に限定で、2択しかないので使いにくい
LINE=SNSよりはメッセンジャーとしての使われ方が多いのでアンケートは馴染みにくい
といったところでしょうか。
 
 
一方、SNSアンケートには、「どんな人が」「どんな目的で」回答しているの?
という素朴な疑問については、今回もチャットインタビューサービスの「Sprint」でユーザーインサイトを探っていきたいと思います。
 

解説:「Sprint」とは?

ジャストシステムが2017年8月にリリースした、「わずか5分でターゲットとなる消費者に出会えるチャットインタビューサービス」で、インターネット上で定性調査のインタビューができます。従来のリアル・インタビューよりもはるかにスピーディーで低コスト、リアルタイム性があるのが大きな特徴です。

 
 
face03

■チャットインタビュー1■
Aさん/女性/10代後半/フリーター/未婚/中部地方在住
「匿名なのでよく気軽に回答しています」

 
事前の5分間のスクリーニングでたくさんの応募をいただきましたが、「Twitterでのアンケートは匿名で気軽に参加できるため、よく回答している」というAさんを選びました。
 
sprint01_what
 
回答するのは、興味関心のあるテーマが中心とのこと、「アンケート結果が見られるのも嬉しい」そうです。
 
sprint02_example
 
プレゼント抽選への参加も兼ねて行われているアンケートに回答することも多いとか。
 
sprint03_what
 
直感的に回答できるアンケートや、アンケート回答者限定の特典付きアンケートがよく目に付くそうです。つまり、ユーザーの注目を集めやすいということでしょう。回答者限定の動画などもたまに見る気がしますね。
 
sprint04_promo
 
知らなかったのですが……、アンケートのプロモ(広告)ツイートもあるようです。Aさんに教えてもらいました。10代のITリテラシーの高さには驚かされます。
 
sprint05_promo02
 
プロモツイートだと、ユーザーが回答することで、ハッシュタグ付きでリツイートする形になるので、拡散しやすいのではないか、というのがAさんの意見。ただ、リツイートすることには抵抗があるため、回答しないことが多いそうです。
 
ただ、全般にアンケートには好印象をお持ちのようです。企業アカウントでなかなかツイートを見てもらえないという向きにはピッタリじゃないでしょうか。


 
 
 
 

そもそもTwitterアンケートって? 仕組みと作り方

 

Twitter事情に詳しく理知的なAさんのおかげで、いろいろ勉強になりました。プロモツイート(広告投稿)でアンケートできて、普通の投稿でアンケートする場合と回答時の対応が違うというのは知りませんでした。ここで、「Twitterアンケート」について勉強してみます。
 
Twitterアンケートは、正式名は「投票機能」で、Twitterが公式に実装している機能だとか。作り方は簡単。
 
普通にトップページで「ツイート」ボタンを押します。PC画面で例を出しますが、スマホのアプリでも同様です。
 
tw_enq01
 
下左から3番目の棒グラフのアイコンを押すと、アンケート作成画面が出てきます。
 
tw_enq02
 
1)質問:文字数116文字まで
2)選択肢:デフォルトは2択、追加で4択まで増やせます。文字数は各20文字まで
3)投票期間:7日先まで
を入力してツイートするだけ。
 
tw_enq03
 
と、こんな風に投稿されます。
 
ユーザーは投票すると、結果画面を見ることができます。投票時に見ることができ、投票期間が終了したら通知が届くので、最終結果も確認できます。たとえば……。
 


ワタシは今年は豆はまかず、韓国風の恵方巻きを食べました。そんなカミングアウトはどうでもいいですね。
 
Aさんが「プロモツイート」と教えてくださったように、作成したアンケートを広告として配信することも可能です。
 
広告管理画面からアンケートを作成するのではなく、ホーム画面で作成したアンケート入りツイートを、広告管理画面で広告として選択し、ターゲットをセグメントして配信するという仕組みです。アンケート付き広告は、一般的な広告よりもスルーされにくい傾向があるので、特に見て欲しいターゲットが明確な場合は試してみるといいかもしれません。


 
 
 
 

Twitterアンケートの使い所と活用事例

 

Twitter利用者の4割以上が回答したことがある「アンケート機能」。普通の告知ツイートよりは確実に注目度が高く、絡んでもらえる可能性が高いだけに、うまく活用したいところです。
 
既に活用している企業は、どんな目的を持っているのか、活用事例をご紹介します。
 

1)新商品開発の意見を聞く

BLUEBIRDS AUDIO/フォロワー 361人、投票数 309人
 


「新商品のネーミング、デザインなどを消費者に直接聞いちゃおう」というアンケートです。たとえばこの事例は、新商品のデザインに悩んで聞いてみています。デザインを選んでもらう場合は、上のように画像で付ける場合と、自社サイトで見てもらう方法があります。結局、デザインはアンケートの回答で決めたそうです。
 


 
 
このパターンでは、ゾゾタウンの前澤社長がツイートした、プロ野球・ロッテの球場ロゴのデザインを選んでもらうTwitterアンケートが話題になりました。
 


回答の多かった1と2を併用していくそうです。
 
 

2)イベントを盛り上げる

サッカーキング/フォロワー516,264人、投票数 24,792票
 


サッカー情報誌の試合直前アンケート。こういう際はわかりやすい2択が盛り上がりますね。その後の議論を呼びやすいですし。「投票したからには応援しよう、見に行こう」となりやすい流れにもなりやすいでしょう。勝ち負けのあるスポーツがやりやすいですが、たとえば「屋外イベント直前の天気予測」など、当日への興味を引く方法はありそうです。
 
 

3)回答者と一緒に創り上げる

クリニーク/フォロワー 88,063人、投票数 1156票
 


クリスマスのデート、あなたならどうする?をアンケートで聞き、ストーリーを変えていく「#ドキドキ140字ストーリー」。全10話で彼へのアプローチ、デートまで進みます。投票数は第1話で1156票、最終アンケートの第9話でも756票と、かなり興味を繋ぎ止めることができています。参加型だからこそと言えるでしょう。
 
 

4)ユーザー自身のことを聞く

神戸新聞/フォロワー 97,570人、投票数 1,133票(開始後6時間時点)
 


ユーザーの意見、生活パターン、趣味嗜好、行動、経験などを聞くアンケートです。結果を活用するというよりも、話のタネ、議論誘発という目的が強いでしょう。いかにタイムリーな話題と、回答がほぼ同数になりそうな選択肢を用意できるかがミソです。
 
参考サイト:
Twitterマーケティング|投票事例の活用事例


 
 
 
 

【結論】Twitterアンケートは回答よりコミュニケーション重視

 

事例を見ていると、企業がアンケートを実施する目的は、アンケート結果そのものより、顧客との「コミュニケーション」「共創」を主眼に置いていることがわかります。定量調査として、公正なアンケート調査をTwitterアンケートに期待している企業は少ないでしょう。
 
ある程度「ノリ」でアンケートの質問や選択肢を考えて、顧客との接点を増やし、柔らかいコミュニケーションで、エンゲージメントを高めるのに有効な手段のひとつだと言えそうです。

 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回紹介した「インターネットの利用に関するアンケート」は、無料でダウンロードできますので、ぜひ。記事に共感いただけましたらシェアやFacebookページのいいね!もぜひ。

更新情報を
WEBプッシュでお届けします。

セルフ型アンケートサービス

Fastask

高品質なネットリサーチを圧倒的なスピードと次元の異なる低コストで。無料トライアル実施中。