ECサイトの配送に関する意識調査

商品受取専用ロッカーを過半数が認知するも、利用増加率は5.3%

3人に1人が「ドローン宅配便」に期待。その理由の1位は「送料」


調査結果サマリー

商品受取専用ロッカーを過半数が認知するも、利用増加率は5.3%

ECサイトで購入した商品が受け取れる専用ロッカーを「知っていて、利用したことがある」人は12.8%(前回の2016年4月時調査では7.5%)、「知っている」人は55.1%(前回調査では48.8%)でした。利用率、認知率ともに増加したものの、利用率は5.3ポイント、認知はしている人の割合は6.3ポイントの増加にとどまりました。また、受取専用ロッカーの設置希望場所は前回調査結果と同様に、「コンビニ」(57.1%)が最も多く、次いで「駅」(36.1%)、「スーパー」(33.8%)でした※。
※複数回答可。

調査結果サマリー

3人に1人が「ドローン宅配便」に期待。その理由の1位は「送料」

約7割が「配送料」に理解を示すも、その6割超が「ECサイトに負担を希望」

「即日配送」を利用する20代男性の4割超が、「必ず最短納期で設定」

「宅配ボックス」を持たない世帯の4人に1人が、「自費でもいいので設置したい」

レポートには、まだまだこんなトピックスが!無料ダウンロードできます!

  • 商品受取用のロッカーを、今後設置してほしい場所を教えてください。
  • ECサイトの商品配送にかかる「送料」は、誰が負担すべきだと思いますか。
  • ECサイト運営者へ、「梱包」に関する要望はありますか。

株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した 『ECサイトの配送に関する意識調査』 の結果を発表します。本調査は、 20~59歳の男女900名 を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた 全 50 ページ の調査結果レポートを、フォームを送信していただいた方に無料でダウンロード提供します。

調査概要

調査期間:2017年4月6日(木)~4月7日(金)

調査対象:事前の調査で「月に1回以上、ECサイトで買い物をしている」と回答した20~59歳の男女900名

調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

今回調査した設問項目

  • 「店頭受取」を利用したことがありますか。
  • ECサイトで購入した商品を初回配達時に受け取れるよう、配慮していることを教えてください。
  • 「はこぽす」など、ECサイトで購入した商品をロッカーで受け取れるサービスを知っていますか。
  • 商品受取用のロッカーを、今後設置してほしい場所を教えてください。
  • 「即日配送」や「翌日配送」など、短納期で配送されるサービスを利用したことがありますか。
  • ECサイトで買い物をするとき、「送料」がかかるかどうかを気にしていますか。
  • ECサイトの商品配送にかかる「送料」は、誰が負担すべきだと思いますか。
  • 年会費の支払いで、送料無料などの特典が受けられるサービスを魅力に感じますか。
  • 自宅用に「宅配ボックス」を設置したいと思いますか。
  • 「梱包」に関して、何か要望はありますか。
  • 「ドローン宅配便」の本格稼働に向けて、実証実験が進んでいることは知っていますか。
  • 「ドローン宅配便」に、期待していることを教えてください。

調査担当者レビュー

調査担当者:TS

ECに関する調査をすると、毎回クローズアップされるのが「送料」と「納期」です。また世間では、「再配達」について議論が重ねられています。1人の消費者としての私は、これまでできるだけ送料がかからないように金額を調整したり、年会費を支払ったりしてきましたし、即日配送サービスに助けられてもきました。自宅に「宅配ボックス」があっても、再配達になってしまったこともあります。今回の調査結果をもとに、EC購入時の配送について私自身が考え直すことがありますし、世間全般でもじっくり考えてみる良い機会になればと思っています。

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